中国の早期警戒機「空警-500」が「空の司令部」と呼ばれる理由―中国メディア

人民網日本語版    2024年12月14日(土) 7時30分

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中国航空工業集団の「国有企業公開デー」イベントがこのほど、中国航空工業集団陝西飛機工業で開催された。

中国航空工業集団の「国有企業公開デー」イベントがこのほど、中国航空工業集団陝西飛機工業(以下「陝飛」)で開催された。陝飛は創設から55年間で、早期警戒指揮機や対潜哨戒機など様々な特種航空機の開発に成功し、「中国の早期警戒機の揺籃」と讃えられてきた。中国新聞網が伝えた。

2012年12月29日、早期警戒機「空警-500」が初飛行に成功した。陝飛の広報担当者である呉建成(ウー・ジエンチョン)氏によると、「空警-200」をベースに開発した「空警-500」は、「小型のプラットフォームによる大規模な早期警戒」を実現し、第3世代早期警戒機の特徴を備えている。これにより中国の早期警戒機は世代交代を果たし、国産早期警戒機の開発技術は世界の先進レベルに達した。

「空警-500」はなぜ「空の司令部」と呼ばれるのだろうか?「空警-500」は、全領域、全天候、そして複雑な電磁環境下において任務を遂行し、空中及び海上目標の監視、追跡、識別を行い、情報を地上や海上の指揮機関または他の作戦ユニットに即座に伝えることができる。また、独立して、あるいは上級指揮機関からの割り当てに従って任務に従い、航空部隊の指揮・誘導や他の軍兵種との共同作戦任務を遂行することができる。これにより、中国の空中プラットフォームを基盤とする早期警戒探知及び指揮統制能力は著しく向上し、中国軍の早期警戒機のシステムおよび規模の構築は重要な進展を遂げた。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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