香港の24の大学で授業ボイコット、行政長官選挙めぐり―マレーシア華字紙

Record China    2014年9月22日(月) 19時8分

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21日、香港行政長官選挙の問題をめぐって、香港の大学24校が学生8000人による1週間の授業ボイコットに突入した。無期限ストに発展する可能性もある。写真は香港大学の掲示板に張り出された授業ボイコットの張り紙。

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2014年9月21日、マレーシア華字紙・光華日報 (電子版)によると、香港の行政長官選挙をめぐって、中国政府が民主派の立候補を事実上締め出す方針を導入したことに反発し、香港の民主派学生団体、香港大学生連合会は22日から学生8000人による1週間の授業ボイコットを行う。

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ボイコットは香港大学や香港中文大学をはじめとする24の大学で行われる。香港大学生連合会の代表者と中文大学学生会の代表者はラジオ番組で、授業ボイコットと反対抗争の準備が整っていることや、中文大学だけで2000人の参加者があることを明かした。学生によるボイコットとしては香港史上最大のもので、今後参加者が1万人を超す可能性や、無期限ストに発展する可能性もあるとしている。

また、大学教職員や著名人の間でも学生の行動を支持する動きが強まっており、枢機卿でもあるカトリック香港教区の陳日君(チェン・リージュン)司教や元立法会議員の呉靄儀(マーガレット・ン)氏、公民党の李志喜(グラディス・リー)氏なども支持を表明。陳司教は24日に行われる集会で演説を行う予定だという。(翻訳・編集/岡田)

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