人民網日本語版 2024年12月12日(木) 6時30分
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重慶は25年までに2000カ所以上のスーパー充電スタンドを完成させる予定で、スーパー充電ポールの数は4000本以上になる。
国の政策と革新的科学技術のけん引により、新エネルギー車エネルギー補充エコシステムの重要な一部としてのバッテリー充電・交換業界により多くの企業が加入し、競争もいっそう激しくなっている。工人日報が伝えた。
重慶悦来温徳姆(ウィンダム)ホテルの駐車場にある重慶市初の液冷スーパー充電スタンドがこのほど、正式に運用開始された。オーナーに「1秒1km」の超高速充電の体験をもたらしている。最速15分でフル充電し、「コーヒーを一杯飲んだ後にフル充電で出発」することができる。これは重慶の「便利スーパー充電行動計画」のワンシーンに過ぎない。重慶は25年までに2000カ所以上のスーパー充電スタンドを完成させる予定で、スーパー充電ポールの数は4000本以上になる。
重慶市経済・情報化委員会党組書記で主任の王志傑(ワン・ジージエ)氏は、「重慶は現在、産業エコシステムの視点に立ち、充電スタンド・ポールなどのハードウェア施設から、技術やネットワークなどのサービスに至るまで、全国一流の便利スーパー充電都市を構築しているところだ。スーパー充電+高速充電+便利充電の充電エコシステムを通じ、供給、需要、サービスの3つの面から誘導し、ユーザーにより便利な充電サービスを多層的に提供する」と述べた。
このほど行われた2024中国自動車バッテリー充電・交換エコシステム大会によると、中国の新エネ車の年間生産台数が1000万台の大台を達成した。中国の今年1−10月の充電インフラ増加規模は前年同期比19.8%増の328万8000台で、総保有量が1200万台近くだった。充電ポールと新エネ車の増加量の比率は1:2.6。
天眼プロ版のデータによると、中国の現在の充電ポール関連企業は約66万社余り。うち今年の新規登録企業数は15万8000社以上。創業1~5年の企業は48.9%で、1年近くは25.8%。
市民の王鳳栗(ワン・フォンスー)さんは1日、車を運転して重慶市万盛経済開発区国能天街新エネ車充電スタンドに進入し、充電ガンを挿入し、QRコードをスキャンし、絶縁検査を行った。わずか1、2分で充電が完了した。「以前充電に少なくとも30分以上はかかったが、現在はこのスーパー充電設備なら10分余りで90%まで充電できる」と話す。
国網重慶渝北盤渓河八合一モデルスーパー充電スタンドに足を踏み入れると、30本以上の充電ポールが整然と並んでいた。屋根にはソーラーパネルが設置され、スタンド全体が現代的な感覚に満ち溢ていた。液冷スーパー充電装置を使い高速充電を行っている新エネ車オーナーの劉丹霖(リウ・ダンシュアン)さんは、「素晴らしい体験で、5分の充電で100キロ以上走れる」と感嘆の声を漏らした。
スーパー充電スタンドが日増しに密集するにつれ、重慶の中心市街地で「1kmスーパー充電圏」の形成が加速している。新エネ車オーナーのスーパー充電ポールによる充電は徐々に、給油のように便利になっている。両江新区を例にすると、現地では136カ所のスーパー充電スタンドが建設され、住宅地、オフィスエリア、工場、商圏の近くに広く分布しており、近くで便利な充電サービスを提供できる。
重慶市経済・情報化委員会によると、全市で完成した充電ポールは累計32万本以上で、うち公共用は3万6000本で個人用は28万6000本。重慶市の建設中および完成済みのスーパー充電スタンドは約500カ所、スーパー充電ポールは約800本と、数で全国の先頭を走っており、スマートコネクト新エネ車産業の競争力とイノベーション力の向上に新たな道筋を切り開いている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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