韓国ヒョンデグループ、内需不振でも米国販売は新記録目前=韓国ネットには冷ややかな声

Record Korea    2024年12月10日(火) 13時0分

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9日、韓国メディアによると、ヒョンデグループのグローバル販売で米国市場の占める割合が36年ぶりの高数値を記録した。写真はサンフランシスコ。

2024年12月9日、韓国メディア・毎日経済によると、ヒョンデ現代自動車)グループのグローバル販売で米国市場の占める割合が36年ぶりの高数値を記録した。

同グループによると、年初から11月までのヒョンデ、ジェネシス、キア(起亜)の米国での販売数は計154万8333台だった。同期間の世界市場(韓国含む)販売総数は665万6684台で、割合は23.3%に達した。23%超えは1988年(28.8%、26万1782台)以来。

ヒョンデの米国販売の割合は1990年代半ばまでは1桁、2000年代に入っても10%台半ばから後半だったが、2021年に22.3%と16年ぶりに20%台まで回復し、2022年は21.5%、2023年は22.6%と上昇してきた。

販売台数も現在の勢いが続けば昨年の165万2821台を超え、過去最多を更新すると期待されている。記事は「初の米国販売170万台達成も不可能ではない」と強調している。グループ関係者によると、ヒョンデのIONIQ5やキアのEV9などの電気自動車(EV)、キアのソレント、ヒョンデのツーソンなどのSUV(スポーツ多目的車)のハイブリッドモデルが米国の消費者に人気だという。

記事は「米国での販売増が韓国内需市場での不振のショックを和らげている」と伝えた。年初から11月までの韓国市場販売数は前年同期比6.66%減の113万7627台にとどまった。一方、同期間の韓国を除く海外市場販売数は551万3451台で、前年(552万2077台)比0.16%減にとどまっている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「米国販売用は丈夫に作って値段は低め。一方、韓国用はちょっとの衝撃で壊れる弱さで値段は激高」「韓国用の方が30%以上高い」「内需用と輸出用はほぼ別の車」「別の車であるという真実をメディアはなぜ隠すのか」「北米用オプション車を北米価格で韓国でも売ってみなよ」「米国ではヒョンデはシャオミ(中国のスマホメーカー)のような存在。価格の割に性能がいいというレベル」など、冷ややかな声が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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