北海道のトイレに「中国語のみ」の注意書き、中国人女性「差別だ!」と憤慨も…―香港メディア

Record China    2024年12月9日(月) 17時0分

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香港メディアの香港01は9日、中国のSNSに投稿された日本のトイレの貼り紙が物議を醸していると報じた。

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香港メディアの香港01は9日、中国のSNSに投稿された日本のトイレの貼り紙が物議を醸していると報じた。

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記事によると、中国のSNS・小紅書(RED)にこのほど、北海道を旅行したという中国人女性の投稿があった。女性はトイレの貼り紙を撮影してアップしており、紙には中国語の簡体字(主に中国本土で使用される文字)で「日本ではトイレットペーパーは流すことができます。使用済みのトイレットペーパーは直接便器に流してください。(生理用)ナプキン以外は設置した箱(サニタリーボックス)に入れないでください」と書かれている。

中国や台湾、韓国などでは、紙の質や下水道の問題から、使用済みのトイレットペーパーを便器ではなく備え付けのくずかごに入れるという習慣が続いてきた(今では直接流せる場所もある)。投稿者の女性は「中国語の簡体字だけで書いてあるのはれっきとした差別だ!管理者は英語も同時に表記すべき」などと主張した。

これに、ネットユーザーからは投稿者の女性に同調したり、「英語も併記すべき」と訴えたりする声が上がる一方、「英語圏のほとんどがトイレットペーパーを普通に便器に流すからだろう」「中国人の習慣では使ったトイレットペーパーはかごの中に入れるが、海外のほとんどの場所にはこの習慣はない」「差別でも何でもない。実際、中国人観光客の多くが(日本では)便器に直接流すということを知らない」「英語で書いてあったら書いてあったで、『わざと中国語で書かず、中国人を尊重していない』と言い出すんだろう」といった声が多く上がったという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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