C-ドラマ、韓ドラ抜いて東南アジアなどで人気第1位に―中国メディア

Record ASEAN    2024年12月8日(日) 21時0分

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東南アジアなどでは中国ドラマの人気が急上昇して、「韓ドラ」の人気を追い抜く現象が発生している。中国ドラマを意味する「C-Drama」がネットで流行語になっているという。

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中国メディアの上観新聞によると、東南アジアなどでは中国ドラマの人気が急上昇して、韓国で制作された「韓ドラ」の人気を追い抜く現象が発生している。中国ドラマを意味する「C-Drama」がネットで流行語になっているという。

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東南アジアのビデオ・オン・デマンド市場では、中国ドラマが米国ドラマを超え、韓国ドラマに次いでユーザーの人気第2位のエンターテイメントコンテンツになった。無料コンテンツの分野では、中国テレビドラマが韓国ドラマを超えてユーザーシェア40%を占め、最も人気のあるジャンルになった。

東南アジアだけではない。テンセント系の閲文集団が制作・配信した「慶余年第二季」「与鳳行」「玫瑰的故事」などのドラマは、タイやベトナムに加えて米国、韓国、オーストラリアなど多くの国のビデオプラットフォームで人気トップになり、海外で中国ドラマのブームを巻き起こした。

中国政府で放送関連や映像作品を所管する国家広播電視総局の発展研究センターが発表した「2023中国ドラマ発展報告書」によると、2022年に中国ドラマの輸出総額は前年比で45.6%増の8274万ドル(約124億円)に達した。


海外のドラマファンの間では、「C-Drama」が新たな流行語になった。TikTokでは、「#cdrama」のタグの投稿数が数百万に達するなど、スペイン語圏、ロシア語圏、ベトナム語圏、タイ語圏などで、中国ドラマに関する話題は韓国ドラマよりもはるかに多い状態だ。海外の映画・ドラマ評価サイトでは、「慶余年第二季」」などの中国のドラマが9点の評価を得て、世界ランキングの上位20位内に入った。

閲文集団の侯暁楠最高経営責任者(CEO)は「中国の映像作品はここ数年、非常に急速に発展しています。制作の品質もますます向上し、海外進出も加速しています。ユーザー数は多く、内容も多様化し、国際的な協力もさらに強まっています」と説明した。また、中国ドラマでは時代劇だけでなく、現代的な都市ドラマ、アイドルドラマ、ミステリードラマなども海外で人気を博しているという。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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