日本企業が受注生産する「プレミア12」優勝記念Tシャツ、すでに中国製の偽物が出回る―台湾メディア

Record China    2024年12月6日(金) 11時0分

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台湾で野球の「プレミア12」優勝記念Tシャツが大人気になる中、台湾メディアの東森新聞は5日、「安価な中国製の偽物が出回っている」と報じた。

台湾で野球の「プレミア12」優勝記念Tシャツが大人気になる中、台湾メディアの東森新聞は5日、「安価な中国製の偽物が出回っている」と報じた。

先日行われた「プレミア12」では、台湾(チャイニーズタイペイ)が東京ドームで日本を4-0と完封で下して初優勝した。優勝に沸く台湾では日本企業が受注生産する優勝記念Tシャツが大人気になっているが、記事によると、中国のECプラットフォーム・淘宝(タオバオ)ではすでに「偽物」が出回っているという。

「偽物」の柄は正規品とまったく同じで、価格は正規品が4400円なのに対し、偽物は40~100元(820~2060円)と半額以下。また、正規品には無い「長袖Tシャツ」まで売られているという。

正規品の予約期間は12月31日まで、発送は来年2月28日ごろ。台湾プロ野球の蔡克斯(ツァイ・カースー)副秘書長は「問題の商品の発見頻度はかなり高い。(受注生産のため)今現在、手に入れられるものはすべて偽物と思っていい」とコメントしている。

このほか、台湾では胸の部分に「Taiwan」の文字が入った黒いパーカーが受注生産されているが、こちらについても中国で質の悪い偽物が販売されている。東森新聞の記者が実際に偽物を購入して確認したところ、生地が薄く、柄はプリント(正規品は刺繍)で、ポケットの幅も異なるなど粗い作りだったという。また、中には正規品には無い白やピンクといった色の商品を販売しているショップもあるとのこと。

蔡副秘書長は、一定量が出荷された後、改めて予約購入できるようにするとした上で、「正規品を支持してほしい。ファンはだまされないよう注意してほしい」と呼び掛けた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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