韓国・済州島を訪れたベトナム人観光客38人が突然消える=韓国ネット「悲劇の島」「探し出して追放」

Record Korea    2024年12月5日(木) 20時0分

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5日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、査証免除措置を利用して済州島を訪れたベトナム人団体観光客約30人が帰国便に搭乗しなかったことが確認された。写真は済州島。

2024年12月5日、韓国・ファイナンシャルニュースによると、査証(ビザ)免除措置を利用して済州島を訪れたベトナム人団体観光客約30人が帰国便に搭乗しなかったことが確認された。

記事によると、先月14日にベトジェットエアのチャーター機に乗ってベトナム・ニャチャンから韓国・済州島に入国したベトナム人約80人中38人が帰国便に搭乗しなかった。

38人は17日、帰国便搭乗前に最後に立ち寄った観光地で突然連絡が途絶え、行方不明になった。ビザなし入国で済州島に滞在できる期間は30日のため、今月14日を超えた場合は不法滞在者扱いとなる。

この影響により、25日から来年2月13日までに予定されていたベトジェットエアチャーター機の運航6件が全てキャンセルとなった。

済州出入国・外国人庁の関係者は「不法滞在の可能性があるとみて、観光地周辺の防犯カメラの映像を確認するなどして行方を追っている」「14日になったら済州無査証離脱者検挙班を立ち上げ、本格的に検挙活動を行う」などと話したという。

これを受け駐韓ベトナム大使館は「ベトナムのイメージと両国間の良好関係に否定的な影響を及ぼさないよう、韓国に入国する際は韓国の法律・慣習、特に移民規定を順守してほしい」と呼び掛けたという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「済州島のビザなし観光政策を廃止するべき」「労働力が不足しているとの理由で不法滞在者の取り締まりもろくに行われていない」「素晴らしい自然景観を誇る美しい島だった済州島がいまや、無分別な外国人のビザなし入国が生んだ違法、脱法だらけの悲劇の島になってしまった」「不法滞在者たちは犯罪の温床になる。全員探し出して追放せよ」「問題の多い済州島のビザ免除措置を存続させている理由は?中国の目を気にして廃止できずにいるの?」「不法滞在者雇用摘発時に20億ウォン(約2億1200万円)の罰金を科せば全て解決する」などの声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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