資産管理サービス「越境理財通」2.0の運用スタート、証券会社が新たに加わる―中国

人民網日本語版    2024年12月5日(木) 7時30分

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「越境理財通2.0」が4日に運用をスタートした。写真は広州。

資産管理サービス「越境理財通」とは、粤港澳大湾区(広州仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、マカオ両特別行政区によって構成される都市クラスター)の中国本土、香港、マカオの投資家が、相手方の金融機関の提供する資格に合致した金融商品にクロスボーダーで投資することができるとする一種の試行事業だ。そのバージョンアップ版である「越境理財通2.0」が4日に正式な運用をスタートし、大湾区の投資家はより多くのルートを通じて、より豊富な投資商品を選択できるようになった。

今回新たに加わった購入可能な商品には、一部のよりリスクレベルの高い商品ファンドが含まれる。

これまでの「越境理財通1.0」の試行事業では、投資家は商業銀行のルートを通じて商品を購入するしかできなかったのに対し、「2.0」では証券会社が加わった。第1陣として追加された証券会社14社は承認を受けて業務を展開している。

2024年10月末現在、大湾区で「越境理財通」試行事業を利用した個人投資家は、香港とマカオが約5万人、中国本土が約7万人となっており、計約12万人を超えた。中国内陸部の銀行は要求に合致した管理方法によって950億元(約1兆9000億円)を超える資金のクロスボーダー取引を実現した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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