EFORTのロボットスーパー工場建設総投資額は約390億円相当―中国

CRI online    2024年12月4日(水) 18時50分

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中国を代表するロボットベンチャーのEFORTのロボットスーパー工場およびグローバル本部プロジェクトの建設に新たな進展がありました。

中国を代表するロボットベンチャーのEFORT(埃夫特智能装備)のロボットスーパー工場およびグローバル本部プロジェクトの建設に新たな進展がありました。3カ月前に明らかにされたところによると、プロジェクトの総投資額は19億元(約390億円)近くになるとのことで、地元当局が最近になりこの建設計画を認めたとのことです。

EFORTは3日夜、中国東部の安徽省蕪湖市政府の国有資産監督管理委員会がこのほど、総投資額は18億9347万4800元を超えないことが条件づけられた「EFORTのロボットスーパー工場およびグローバル本部プロジェクトの建設を承認する」文書を示した公告を発表しました。

EFORTは8月30日に同プロジェクトを発表し、資金源は同社の自己資金と調達資金と説明しました。これまでの発表によれば、工場の敷地総面積は約250ムー(約16.7ヘクタール)で、自動化組立、立体倉庫、データ制御加工センター、コア部品生産センター、品質検査センターを一体化した超スマートデジタル工場と共に、研究開発技術実験センターや業界運用ワークステーション、EFFORTイノベーションセンター、展示室多元化の科学研究基地なども建設します。プロジェクト第1期では年間5万台の高性能産業ロボットの生産が実現する見込みで、建設がすべて完了した後には年産10万台が見込まれます。

中国は10年連続で世界最大のロボット市場です。国際ロボット連盟(IFR)によると、2022年の中国の産業用ロボットの販売台数は29万台で、2025年までに年間37万台を超える見込みです。中国市場専門のシンクタンクであるMIR睿工業によると、2019年には31%だった中国市場における自国ブランドのロボットのシェアは2023年には45%にまで急上昇し、しかも2024年上半期は50%を超えたとのことです。

EFORTによると、人型ロボットの試作機を開発中で、2025年上半期に関連試作機を発表する予定とのことです。(提供/CRI

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