Record Korea 2024年12月4日(水) 20時0分
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4日、韓国・国民日報が「尹錫悦大統領の非常戒厳宣布を受けて国会に侵入した戒厳軍が、野党『共に民主党』のアン・グィリョン報道官に銃口を向ける場面が捉えられた」と報じ、物議を醸している。
2024年12月4日、韓国・国民日報が「尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の非常戒厳宣布を受けて国会に侵入した戒厳軍が、野党『共に民主党』のアン・グィリョン報道官に銃口を向ける場面が捉えられた」と報じ、物議を醸している。
記事によると、非常戒厳を解除するため国会議員らが急きょ国会に集まった4日未明、本会議場周辺では内部に侵入しようとする戒厳軍と、それを阻止しようとする国会職員や党役員との間で衝突が発生。その中で戒厳軍とアン報道官の激しい対立が見られた。
記事は「武装した戒厳軍はアン報道官に銃口を向けた。アン報道官は銃口を手でつかみ、激しく揺らして対抗した。戒厳軍がその場を去った後もアン報道官は『恥ずかしくないのか』と叫んで怒りをあらわにした」と説明している。
戒厳軍は4日午前1時過ぎ、国会議員190人の満場一致により戒厳解除決議案が可決されたことを受け、国会から撤収。同午前4時30分ごろに尹大統領が非常戒厳の解除を宣言し、投入された軍は所属部隊に復帰した。
問題の場面の映像を見た韓国のネットユーザーからは「アン氏は本当に勇敢だ。かっこいい」「韓国のジャンヌ・ダルク」「歴史に残る名場面だ」「当該兵士を処罰するべき」などの声が上がっている。
一方で「アン氏が銃を奪おうとしているのでは?」「わざと兵士を挑発しているように見える」「アン氏は自ら銃をつかんで自分の方に向けている」「兵士は何も悪くない。銃を奪われたら大変なことになっていた。アン氏は謝罪を」「撃たれても仕方のない状況。兵士にとって銃は命同然だ」などと指摘する声も多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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