西北電力網初の気象衛星データ受信局、新疆で運用開始

人民網日本語版    2024年12月3日(火) 15時30分

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西北電力網初の気象衛星データ受信局が11月27日、新疆ウイグル自治区トルファン市高乾熱試験拠点で正式に運用開始された。

西北電力網初の気象衛星データ受信局が11月27日、新疆ウイグル自治区トルファン市高乾熱試験拠点で正式に運用開始された。これは、国網新疆電力の電力網スマート化運営と気象災害科学予防分野の深い融合の重要なブレークスルーを示している。科技日報が伝えた。

新疆は気象災害の種類が多く、範囲が広く、発生頻度と突発性が高い。うち強風、砂嵐、霜枯れ、高温などの異常気象は、新疆電力網の安全かつ安定的な運営と全国の電力供給保証に重要な影響を及ぼす。

国網新疆電力は2023年9月、新疆電力網の防災・減災能力をさらに高めるため、新疆の気候の特徴と電力網電力の実際のニーズを結びつけ、実地調査とリサーチ・分析を経て、気象衛星データ受信局の建設を積極的に推進した。

同受信局は「衛星+ドローン+可視化+気象」など複数種類の技術を融合し、中国内外の13基の衛星の気象データをリアルタイムで受信でき、新疆電力網に雲の分布、降水の強度、風速・風向きなど複数種類の重要気象情報を含む世界範囲の高分解能気象観測データを提供できる。また、電力網所在エリアの山火事や黄砂などの気候災害の全域・リアルタイム・詳細観測を実現し、天気の変化による電力網への影響をより正確に予測し、速やかに電力網の運営プランを策定・調整し、電力網が異常気象下でも安全かつ安定的に運営できるように確保する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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