タン・ソンユン（譚松韻）主演の中国時代劇ドラマ「蜀錦人家」が視聴予約数200万を突破し、11月30日に配信をスタートした。

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タン・ソンユン、ジェン・イエチョン（鄭業成）、ジン・チャオ（経超）らが出演する「蜀錦人家」は、唐代を舞台に経営危機に直面した染色工房の娘「季英英」が、すぐれた手腕を発揮して家業を立て直し、伝統の「蜀錦」を遠国にまで広める女性のサクセスストーリー。1月のクランクアップ後、長く配信が待たれていたが、11月30日に優酷（YOUKU）で配信をスタートした。

配信待機が長く続いた理由の一つが、男性の3番手キャラでヒロインの幼なじみ役を演じるチャン・ハオウェイ（張昊唯）の不祥事とされている。出演シーンは多くないものの、最後までストーリーに絡む役どころのため全削除は難しく、その後はチャオ・ホワウェイ（趙華為）を新たに起用し、人工知能（AI）による顔交換や一部撮り直しを行い、配信にこぎ着けた。

序盤の5話までを見た視聴者からは差し替え部分について、「何の違和感もなくて驚いた」「事情を知らなければ全く分からない」などと、技術力の高さに驚きの声が上がっている。

また、「ストーリーは少々古くさくてありきたりだが、タン・ソンユンの魅力で十分カバーできている」「衣装も少しチープな感じだが、話の面白さで気にならない」などと、賢明で愛らしいキャラクターがはまり役となっているタン・ソンユンの安定感を評価する声が多く集まっている。（Mathilda）