2024年11月29日、韓国・聯合ニュースは「日本の気象庁が最近発表した津波予報の日本地図に独島（竹島の韓国名）を含めて日本の領土であるかのように表示したことについて、誠信女子大学の徐ギョン徳（ソ・ギョンドク）教授が抗議する考えを示した」と伝えた。

記事によると、韓国の広報活動を行う徐教授は同日、自身のSNSで「日本の気象庁が提供する地震関連の地図にいつも独島が日本の領土として表記されている」とし、「今回も津波予想地域を知らせる際に独島を日本の島と同じ青色で囲み、まるで独島が日本の領土であるかのように表記した」と指摘した。

また、「日本の気象庁はこれまで独島を竹島と表記してきた」とし、「地震や津波、台風警報の際に数多くの日本のネットユーザーが気象庁のサイトを訪れるため、独島に関して誤った認識を与えかねない」「海外や韓国のメディアも日本の気象庁の地図を使って報じるケースが多い」などと懸念を示した。

さらに、「独島が日本の領土として表記された地図が使われるたびに抗議してきたが、いまだ是正されていない」と不満を漏らしたという。

気象庁は26日、午後10時47分ごろに石川県西方沖でマグニチュード（M）6・4の地震が発生したと発表した。この地震により輪島市や志賀町などでは震度5弱の揺れが観測された。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「日本は緻密で卑怯」「パスポートがなければ上陸すらできないのに日本の領土？」「われわれも天気予報に対馬を含めよう」「韓国の国土まで津波が行くかもしれないと心配してくれたのでは？」などの声が上がっている。

また、「なぜ韓国政府は抗議しないんだ」「政府は沈黙で、声を上げるのはいつも徐教授だけ」「尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領の外交の結果は悲惨」「裏ではすでに尹大統領が日本にあげる約束をしたのかも」「尹大統領が独島を日本に売り渡す前に大統領の座から引きずり降ろさないと」などの声も見られた。（翻訳・編集/堂本）