中国の俳優ホアン・シャオミン（黄暁明）に続き、主演ドラマ「婚内婚外」の配信を控えている俳優ウィリアム・フォン（馮紹峰）の交際相手も「令嬢養成所」出身者とのうわさが出回り、ホットな話題となっている。

ホアン・シャオミンといえば、9月にインフルエンサー女性との交際が明らかになって以来、女性の問題発言と令嬢風な見せびらかしがファンの反感を招き、主演映画「戴假髮的人（The Wig）」の興行収入がわずか420万元（約8700万円）で惨敗を喫した。

この時、「令嬢養成所」の存在が世間に気付かれていたが、ウィリアム・フォンの新恋人も「令嬢養成所」と何らかのつながりがあると明かされ、これに対する関心が高まりを見せている。もともとは香港の富豪の妻らが「令嬢」という基準を設けて親しくする相手を見つけていたことが始まりだが、後に専門の研修コースとして「令嬢養成所」が誕生したと伝えられている。

研修の中身は、歩き方、ポーズの決め方、メーク術、着こなしなど外見的なイメージの形成と、テーブルマナー、機嫌を取る話し方など全般的な礼儀作法。完璧なレディー像を作り上げることが目的とされている。富裕層だけでなく芸能人に嫁ぐ確率も高く、香港のスター、アーロン・クォック（郭富城）、台湾の歌手のウィルバー・パン（潘瑋柏）、中国の俳優ドゥ・チュン（杜淳）の配偶者もここの出身者と伝えられている。ホアン・シャオミンとウィリアム・フォンを合わせると、5人に上る。

また、ネット上に投稿されている「養成所の集合写真」や友人との写真に登場している5人の女性は、顔立ち、メーク、ファッション、ポーズなどが酷似していることから「令嬢養成所」の存在はほぼ確実とみられている。

ネット上では「アラフィフ俳優が狙われている」「みんな同じ顔で、同じポーズ。ホアン・シャオミンに恋人を紹介した女性も全く同じだった」「顔のライン、声の出し方、表情、ファッションセンスがうり二つ」「令嬢養成所、すごいな」「芸能界だけでなく、富裕層にもどんどん入り込んでいきそう」「ウィリアム・フォンは恐らくホアン・シャオミンの2．0バージョン」「『戴假髮的人』の惨敗に続いて『婚内婚外』もやばそう」などの書込みが寄せられた。（翻訳・編集/RR）