中国メディアの環球時報によると、米CNNはこのほど、「中国で今最もホットな観光名所は5000フィートの高空にある」とする記事を掲載した。

記事が取り上げたのは、中国中部の湖南省張家界市の七星山にある、高さ約5000フィート（約1525メートル）の崖に掛けられた長さ551フィート（約168メートル）のはしごを登るアトラクションだ。

記事は「中国には探検できる土地が370万平方マイル（約960万平方キロ）ある。しかし、空から自分たちの国を眺めることを選ぶ若い旅行者が増えている」とし、TikTokの中国本土版「抖音（ドウイン）」で女性とその9歳の息子がこのはしごを登る動画がバズったことを紹介した。

記事がアトラクション運営会社の関係者の話として伝えたところによると、この「ヴィア・フェラータ」スタイルの3時間のアトラクションの料金は780元（約1万6380円）。専門のスタッフが同行し、参加者はヘルメットや安全ベルトを装備する。エリア全域で定期的な検査が行われているため、「問題が見つかった場合は、適時に解決される」という。

記事は「中国でアウトドアスポーツに参加する人の数は4億人を超えている」とし、福建省福州市連江県の海に面した断崖絶壁にあるカフェや湖南省岳陽市平江県の断崖絶壁にある「世界で最も不便な」コンビニなど全国各地で高所アトラクションが成功していることが証明されていると伝えた。（翻訳・編集/柳川）

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