人民網日本語版 2024年11月27日(水) 5時0分
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中国の中古車輸出が好調で、今年は40万台を突破する見込みだ。
今年に入ってから、中国では自動車の廃車・買い換えを推進する政策にけん引され、自動車消費市場がより一層活性化したと同時に、中古車市場も大きく回復し、取引台数が前年同期比でも前期比でも増加した。中古車は国内市場での循環が圧倒的多数を占めるが、国際市場に出回るものもある。
広東省広州市の宝利捷中古車取引市場の劉洪波(リウ・ホンボー)副社長は、「中国の中古車が海外に輸出されると、同じ車種でも海外での価格は中国国内価格のほぼ2倍になる」と述べた。
現在、中国の中古車輸出は先行テストの段階から全面開放の段階へ進み、全国各地で急増傾向を示している。江蘇省の2024年上半期(1-6月)の輸出台数は3500台以上、輸出額は約8000万ドル(約123億円)だった。天津市の輸出額は前年同期の2.3倍増の40億元(約840億円)近くだった。内モンゴル自治区の今年第1-3四半期(1-9月)の累計輸出台数は6251台となり、輸出額は1億ドル(約154億円)を超えた。
中国では5年前に10都市で中古車の輸出が試験的に始まった。初年度の19年は3036台しかなかったが、20年と21年はそれぞれ1万台を突破、22年は同350%以上増の6万9000台になった。
中国自動車流通協会がまとめた最新のデータによると、23年の年間中古車輸出台数は27万台に達し、今年は40万台の大台を突破する見込みだ。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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