<仁川アジア大会>ずさんな準備が問題に、日本などから非難の嵐―韓国メディア

Record China    2014年9月19日(金) 16時47分

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18日、仁川アジア大会のずさんな準備が日本を含む海外メディアから厳しい批判を受けている。写真は選手村の食堂。

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2014年9月18日、中国メディア・騰訊(テンセント)によると、韓国メディアは、仁川アジア大会の開会式を目前に、日本や中国を含む多くの海外メディアがその準備不足を厳しく批判していると伝えた。

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とりわけ、非難が相次いでいるのは試合会場だ。競技場の建設と設計にはひどい欠陥があり、参加選手や現場の記者からは不満の声が絶えない。

記者会見の会場には机も椅子も十分に用意されていない。ましてや、ノートパソコンの電源やネットの回線もない。無線LAN(Wi−Fi)は通っているものの、そのパスワードは公開されていない。記者たちは携帯電話で記事を送ることしかできないのだ。

選手村の問題も絶えない。組織委員会によると、選手村には22棟の高層の建物があり、2200室の客室を擁している。1万5000人を収容でき、大会が閉幕したら民間に売り出す予定だ。にもかかわらず、すでに空調、エレベーター、下水道、ネット環境など、さまざまな問題が露見し始めている。

韓国はこれまでに1988年のソウル五輪、日本との共催で2002年のW杯サッカーを開催したことがある。2018年には平昌冬季五輪も控えているが、その準備に関してはすでに、大規模な大会を開催する能力と経験が不足していることが明らかになった。大会実行委員は苦し紛れに、「前回の広州アジア大会では20兆ウォン(約2兆円)もの予算がつぎ込まれたが、今回の予算は2兆5000億ウォン(約2500億円)。われわれは少ない予算でやっていくしかない」と述べている。(翻訳・編集/酒井)

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