<卓球>中国に異常事態、初戦でいきなり5敗=中国ネット「卓球でも日本に勝てなく…」

Record China    2024年11月21日(木) 11時0分

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卓球のWTTファイナルズ福岡で中国が初戦で5敗するという「異常事態」が起きている。

卓球WTTファイナルズ福岡で中国が初戦で5敗するという「異常事態」が起きている。中国メディアの北京日報などが20日付で伝えた。

中国は同日、男子シングルス世界ランキング9位の林高遠(リン・ガオユエン)(29)が同16位のダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)(26)に0-3のストレートで敗戦。第1、2ゲームは常にリードされる展開で奪われ、第3ゲームは一時逆転したが再逆転され力尽きた。

また、同5位の梁靖崑(リアン・ジンクン)(28)は同7位の張本智和(21)と対戦。梁は張本戦で6勝1敗と圧倒的な戦績を誇っていたが、第1、2ゲームを奪われると、第3ゲームこそ接戦で取ったが、第4ゲームはデュースの末に落として1-3で敗れた。

男子ダブルスでは林詩棟(リン・シードン)(19)、 林高遠ペアが戸上隼輔(23)、篠塚大登(20)ペアに、袁励岑(ユエン・リーツェン)(24)、向鵬(シアン・ポン)(21)ペアがシンガポールペアに、それぞれ0-3のストレートで敗れた。この種目で中国は初戦で「全滅」することとなった。

このほか、女子ダブルスでも孫穎莎(スン・インシャー)(24)、王芸迪(ワン・イーディー)(27)ペアが日本の佐藤瞳(26)、橋本帆乃香(26)ペアに1-3で敗れて敗退した。

中国のネットユーザーからは「突然崩壊」「またまたまた…番狂わせ?もう何も言うことはない」「過去10年の樊振東(ファン・ジェンドン)(27)と馬龍(マー・ロン)(36)の価値の高さよ」「中国卓球の危機だ。こんな状況で樊振東、馬龍、陳夢(チェン・モン)(29)を引退させられるか?」「卓球でも日本に勝てなくなるのか」といった声が上がった。

また「ファンサークル問題(選手のファンによる他選手への誹謗中傷など)に心を使いすぎて、トレーニングに身が入らなかったのだろう」「(ダブルスで)勝ったら(自分が応援している)選手の力、負けたらペアを組んだ相手のせい…。ここに来てまでファンサークル問題が続いている」「勝っても負けても、選手をあまり批判しないようにしてほしい」などのコメントが寄せられている。中国では、パリ五輪女子シングルスで連覇を達成した陳夢が、決勝で破った孫穎莎のファンから大量の誹謗中傷を浴びせられるなど、それぞれのファンをめぐるトラブルが問題になっている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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