2014年9月18日、環球時報（電子版）によると、中国海軍トップの呉勝利（ウー・ションリー）司令官は17日、河野克俊海上幕僚長と16日に立ち話で意見を交換し、両者の正式な会談について「日中首脳会談の前に開催すべきではない」と拒否したことを明らかにした。

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呉司令官と河野幕僚長は、米ロードアイランド州で開催中の海軍首脳らが参加する「国際シーパワー・シンポジウム」に出席した。両者は16日の夕食会で短く言葉を交わしたものの、呉司令官は日本側の会談要請を断ったという。呉司令官は17日、「機が熟していない」と説明。「軍事外交は国家外交の一部分であり、先んじれば問題が起きる可能性がある」と述べた。

呉司令官は米国の招きに応じ、19日までの日程でシンポジウムに出席。会期中に「新たな海上安全観念を打ち立て、海上環境の平和的発展をともに目指す」をテーマに講演。各国の軍トップと相次ぎ会談している。（翻訳・編集/AA）