大学と企業が科学技術イノベーション共同体を設立―中国

人民網日本語版    2024年11月20日(水) 20時30分

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中国で複数の大学と企業が科学技術イノベーション共同体を設立した。写真は清華大学。

2024年大湾区科学フォーラム情報通信サブフォーラムにおいて、中国聯通(チャイナ・ユニコム)は鵬城実験室、清華大学、北京郵電大学、香港科技大学(広州)、武漢人工知能研究院、本源量子、美的集団と共同で、科学技術イノベーション共同体の設立を発表した。中国新聞網が伝えた。

同共同体は各方面の優れた資源を集結し、科学技術と産業の融合発展を深め、産学研(産業、大学、研究機関)協力の新たな活力を引き出し、共に科学技術の先端を模索し、イノベーション成果の実用化・応用を加速させ、共に開放、協同、高効率のイノベーションエコシステムを構築する。

サブフォーラムの現場では、中国科学院院士の尹浩氏、カナダ工学アカデミー会員で欧州科学アカデミー会員の郭嵩氏、ロシア自然科学アカデミー外国籍会員の李揮氏、中央情報通信研究院副院長の王志勤氏など複数の業界有名専門家・学者が、インダストリアルインターネット、普遍的なスマート新システム、サイバーセキュリティー、低空経済(低空域飛行活動による経済形態)、演算能力ネットワーク、次世代インターネット技術、ビッグデータと人工知能などのテーマについて意義深い基調講演を行い、学術的見解を共有した。

また、中国聯通は重要なイノベーションの担い手である「聯通粤港澳大湾区イノベーション研究院」を広東省に設立すると発表した。同研究院は今後、科学研究機関、大学、リーディングカンパニーなどの協力パートナーと提携し、優れた研究開発機関の科学技術イノベーションの資源・能力を集結し、戦略的新興産業と未来産業の分野に焦点を当て、重点的に演算能力ネットワーク、ネットワークイノベーション、先進製造などの分野を巡り、技術イノベーション、産業エンパワーメント、エコシステムの共同建設の推進に注力し、技術研究開発と応用イノベーションを行い、科学技術イノベーションと産業イノベーションの深い融合を強化し、新業態、新モデル、新原動力を育成する。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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