「宇宙の種」、海南省南繁育種拠点で育種を開始―中国

人民網日本語版    2024年11月19日(火) 22時30分

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「宇宙の種」が海南省南繁育種拠点で育種を開始した。

「実践19号」衛星に搭載された「宇宙の種」の種まきがこのほど、海南省三亜市崖州区南繁育種拠点で行われた。中央テレビニュースが伝えた。

この「宇宙の種」はいずれも厳選された作物の種子で、宇宙船に搭載され宇宙を旅した。宇宙の特殊環境により種子に変化が生じ、地上に戻った後に再び育種・選択が行われた。

今回まかれた「宇宙の種」は大きく分けて2種類で、重さは計1600g。うち稲は6品種で、各100g。トウモロコシは6品種で、各166g。

今回まかれた12種の「宇宙の種」はさらに、地上で長時間の育成と検査を経て、複数回の選択・計測を行う必要がある。この過程において、科学研究者は作物の実際の成長・変化を計測し、遺伝子レベルで遺伝物質の突然変異も測定してから、優れた性状を持つ新材料の育種利用を行い、遺伝的優位性を継続させる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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