日中の若者が四つのテーマについてフィールドワーク展開―中国メディア

人民網日本語版    2024年11月19日(火) 17時30分

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第5回「日中未来創発フォーラム」が10月に東京で開幕された。写真は海岸清掃体験。

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笹川平和財団笹川日中友好基金が主催する第5回「日中未来創発フォーラム」が10月に東京で開幕された。「20年後の私たちのために未来を描く」をテーマに、日中の若者が2カ月にわたって基調講演やテーマ別の実地体験、グループに分かれて行うディスカッションなどを通して、相手の国や文化についての理解を深め、環境と福祉、文化、教育の四つのテーマの未来にどのような可能性があるのかを探った。ここでは実施されたフィールドワークについて振り返ってみよう。人民網が伝えた。

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第5回「日中未来創発フォーラム」の環境をテーマにしたフィールドワークが10月5日、神奈川県で行われた。日中の若者は海岸清掃体験や専門家による講座、グループに分かれて行うディスカッションなどを通して、海洋汚染問題に対する理解を深め、海洋環境保護の重要性と未来について語り合った。

「海の未来を考える」ワークショップ

第5回「日中未来創発フォーラム」の福祉をテーマにしたフィールドワークが10月9日、東京で行われた。日中の若者は東京にある複合福祉施設・サンタフェガーデンヒルズ・善光会を訪問。人工知能(AI)を含む最新テクノロジーが駆使されたスマート高齢者ケアを見学し、介護産業を巡る中日協力の発展の前途について語り合った。

モニタリングシステムを紹介するスタッフ

東京大学教養学部を卒業した豊嶋駿介さんは、「高齢化社会における介護の問題は、日中両国が直面している共通の社会問題。福祉施設を実際に訪問する機会は普段ほとんどない。今回のフィールドワークを通して、介護の分野におけるテクノロジーの革新的応用について理解を深めることができ、本当に勉強になった」と話した。

福祉をテーマにしたフィールドワークに参加した日中の若者と関係者

第5回「日中未来創発フォーラム」の文化をテーマにした座談会が10月12日、東京で開催された。日中の若者が両国のインフルエンサーと対面で交流し、異文化コミュニケーションについて感じていることや課題について語り合った。

異文化コミュニケーションについて語る日中のインフルエンサー

日本で活躍する中国人のマジシャンGOは、日中のマジシャン業界の現状や日本でマジシャンとして活動し、感じていることなどを語った。ニューメディアで人気の日本人インフルエンサー・山下智博さんは、中国で活躍するようになった経緯を語り、「果敢にチャレンジし、自分に合ったポジションを見つけるべき」とした。2人は異文化コミュニケーションに従事していて感じていることや直面している課題などについても語った。

日中のインフルエンサーと若者

第5回「日中未来創発フォーラム」の文化をテーマにした座談会が10月19日、東京で行われた。日中韓のゲストが生き生きとしたユニークな表現で豊富な経験を語ったほか、日本で従事しているアニメやゲーム、声優関連の活動の表舞台と舞台裏を紹介した。

積極的に交流する日中の若者と業界関係者

ゲストはそれぞれの業界で成し遂げたことを紹介したほか、日中の若者にそれぞれの業界に足を踏み入れたきっかけや原動力についてじっくりと語った。さらに、自身の経験を織り交ぜながら、専門的なスキルを磨いたり、人脈を広げたり、業界に対する熱意を保ったりする方法について語り、キャリアアップについて貴重なアドバイスを送った。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

アニメ制作会社・天狗工房を見学した日中の若者

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