CRI online 2024年11月18日(月) 13時20分
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中国の習近平国家主席は16日、ペルーの首都リマでバイデン米大統領と会談し、過去4年間の中米関係の発展における七つの経験と啓示を総括した。写真はワシントン。
中国の習近平国家主席は16日、ペルーの首都リマでバイデン米大統領と会談し、過去4年間の中米関係の発展における七つの経験と啓示を総括した上で、中国は「四つの不変」を堅持し、米国と引き続き、対話を維持し、協力を発展させ、意見の相違をコントロールし、中米関係の得難い安定した勢いを継続させたいと強調した。
今回の中米首脳会談は米国の政権が移行する時期に当たって行われたもので、中国は、対米政策における戦略性、連続性、高度な責任感を示し、バイデン氏およびその後任者と共に中米関係という「大廈」に捧げる誠意と努力を表明した。
習主席は七つの経験と啓示として、「正しい戦略と認識を持つ」「言ったことは守り、行う以上はやり遂げる」「平等に接する」「レッドラインやボトムラインに挑んではならない」「対話と協力を多く行う」「人民の期待に応える」「大国の責任を示す」を挙げた。これらは中米国交樹立から45年の経験の総括であり、米国が中国をどのように見て、どのように平等に付き合い、どのように意見の相違をコントロールし、世界的責任を共に担うのかという重要な問題に関わるもので、中米関係が発展するための方向性だ。
中国と米国は「ライバル」なのか「パートナー」なのか。これは両国関係の土台に関わる認識だ。国交樹立から45年、国際的な風雲がどう変幻しようとも、中国の対米政策は終始変わらず、両国はライバルではなくパートナーであるべきで、互いに傷つけ合うのではなく互いに成果を上げるべきで、悪性の競争ではなく小異を残して大同を求めるべきだ。
事実が繰り返し証明してきたように、中国と米国は、和すれば共に利し、争えば共に傷つく。いわゆる「実力と地位」から出発して中国に圧力をかけるという米国のやり方は通用しないどころか逆に自らの利益を損ね、世界の衝突と対立を激化させた。ゼロサム思考を捨て、対中戦略・認識を是正して初めて、中米関係の「第一ボタン」をしっかりと留めることができる。
米国は2カ月余り後に新政権による執政を迎えることになる。双方が相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンの原則を堅持し、習主席が提起した七つの経験と啓示を指針として中米関係の安定した移行を実現するとともに、新たな時期における中米の正しい付き合い方の道を歩み、両国に幸福をもたらし、世界に恩恵を与えることを望む。(提供/CRI)
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