2024年11月16日、台湾メディアの造咖は、Netflix（ネットフリックス）で話題の奇想天外アニメ「ダンダダン」が、全世界のランキングで急速に注目を集め、堂々の第2位にランクインしたと報じた。

記事はまず、「『ダンダダン』は正反対の性格を持つ2人の主人公が、高校を舞台に繰り広げる物語。幽霊の存在を信じる一方で宇宙人を否定する少女・綾瀬桃（あやせもも）ことモモと、宇宙人の存在を信じる一方で幽霊を信じない少年・高倉健（たかくらけん）ことオカルンが、ある日超常現象に巻き込まれる。彼らは未知の世界を探求しながら、恐ろしい霊的存在や滑稽な宇宙人と対峙する。青春のもどかしさ、友情の力、未知への探求心が描かれた同作は、緊迫感あふれる展開とユーモアを併せ持った作品だ」と紹介した。

続けて、「同作品は龍幸伸氏による超常現象をテーマにした漫画が原作。個性豊かな作画と自由奔放な発想で知られているが、アニメ版では、独特な作画や多彩なストーリー展開表、情豊かなキャラクター描写によってその魅力がさらに引き立っており、見る人を魅了している。幽霊に追われる恐怖シーンや宇宙人が登場する荒唐無稽な場面などは視聴者の五感を圧倒させ、また緊張感のある展開の中にはユーモアが織り交ぜられており、幅広い視聴者層を惹きつけている」と評した。

その上で、「Netflixで配信開始後、わずか2話で視聴者から高評価を獲得。すぐに人気ランキングを席巻し、日本や米国などアニメファンの多い地域では特に話題になった。多くの評論家が、青春冒険アニメの新たな基準を打ち立てたと評価し、ファンからも個性豊かなキャラクターや繊細な感情表現に称賛の声が寄せられている」と説明した。

また、「現時点で、物語には多くの伏線が散りばめられており、モモとオカルンの関係がどう進展するのか、2人がどんな未知の困難や挑戦に直面するのか、視聴者は先の展開に期待を抱いている。制作チームは、今後の物語では緊迫感のある対立や衝突が増えるほか、原作漫画の名シーンを彷彿とさせる多く意外な展開が用意されていることを明かしている」と伝えた。

記事は、「奇想天外な青春学園物語や超常現象に興味がある人には『ダンダダン』は見逃せない作品だ。精密な作画、対照的なキャラクターの掛け合い、驚きの展開が視聴者を虜にするだろう。ぜひNetflixでこの独創的な冒険に飛び込んでみてほしい」と勧めた。（翻訳・編集/岩田）