中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）がペルーのラルコ博物館に寄贈した中国語ガイドシステムが現地時間15日に正式稼働し、同博物館の重要な展示品に中国語の紹介がない空白が埋められました。

CMGの慎海雄台長は式辞で、「中国とペルーは数千年にわたる歴史を持つ古い文明の国であり、人類に数えきれないほど多くの貴重な文化財や歴史遺産を残した。ラルコ博物館は豊かなペルー文化と古代文明の所蔵品を有しており、ペルーの悠久で独特な歴史を伝承し、中国とペルーの人と文化の交流の良い担い手だ」と高く評価した上で、「CMGはこのたび、ラルコ博物館と共に中国語ガイドシステムを導入した。両国の文明の相互交流と学習をいっそう推し進め、中国人観光客にペルーの歴史と文化をより深く理解してもらい、インカ文明の神秘の輝きを堪能していただく」と期待を寄せました。

ラルコ博物館はペルーの首都リマに1926年に創設され、ペルーの貴重な文化財や芸術品を4万5000点以上収蔵する世界的に有名な博物館です。（提供/CRI）