中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）とペルーの「エル・コメルシオ」グループは現地時間15日、リマで協力覚書を締結しました。両社はコンテンツの交換、技術革新、人材交流、産業協力などの分野で合意に達しました。

CMGの慎海雄台長は、「CMGは現在、世界で最も規模が大きく、多様な事業形態を持ち、広範囲にわたる総合的な国際報道機関だ。また、『エル・コメルシオ』グループ傘下のメディアは、政治・経済、社会文化、スポーツなど幅広い分野で報道を展開し、特にコパ・アメリカなどのスポーツ報道に豊富な経験を持っている。今回の覚書締結をきっかけに、ニュース交換、スポーツイベントの放送、共同制作、映画制作などの分野で交流を強化し、中国とペルーの文明交流の推進や民心の通じ合いに貢献することを期待する」と述べました。

ペルーの「エル・コメルシオ」グループは、同国最大の商業メディアグループであり、傘下の「アメリカ・テレビシオン」は1958年に創設されたペルーで最も視聴率が高く、人気のある商業テレビ局の一つです。また、1839年創刊の「エル・コメルシオ」は、ペルーで発行部数が最大で最も影響力の強い日刊紙です。（提供/CRI）