習近平国家主席がリマで開催されたアジア太平洋経済協力（APEC）第31回非公式首脳会議に出席し、ペルーを公式訪問するに当たり、現地時間15日、中国中央広播電視総台（チャイナ・メディア・グループ/CMG）とペルー大統領府戦略広報報道秘書室、ペルー国営放送局が共催する「中国・ペルー人文交流イベント」がリマで開催されました。イベントにはペルーの政界、経済界、文化界、学界、メディア関係者など約200人が出席しました。

ペルーのディナ・ボルアルテ大統領はビデオメッセージで、「ペルーと中国は共に悠久の歴史を持つ古い文明の国であり、双方の交流と協力は世界の多元化した文化の繁栄と発展にもつながる。両国は今回のイベントを通じて、文明の交流と相互学習をさらに深め、両国国民により多くの幸せをもたらし、持続可能でより繁栄な未来を共に創出していく」と期待を寄せました。

CMGの慎海雄台長はあいさつで、「CMGは現在、世界で規模が最も大きく、最も多様な業務形態を持つ広範囲にわたる総合的な国際報道機関だ。また、CMGは81種の言語と約200カ所の海外拠点による発信力を活用して、両国国民の時空を超えた人と文化の歌を引き続き響かせ、ペルーをはじめとする『グローバル・サウス』諸国の国際的発言権を拡大し、人類文明の百花が咲き乱れる花園をさらに絢爛たるものにしていく」と述べました。

イベントでは、CMGはペルー国家出版グループ、ペルーのサン・マルティン・デ・ポレス大学、ペルー国家高等研究センターなどの機関とニュース交換や学術交流、シンクタンク研究などの分野における多項目の協力合意に調印しました。（提供/CRI）