日本の飲食店は公益重視で商売繁盛、台湾の業者とは大違い―現地インフルエンサー

Record China    2024年11月18日(月) 9時0分

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ネットインフルエンサーのCheapさんはこのほど、店舗の駐車スペースについての公益の考え方で、日本と台湾の飲食業者には雲泥の差があると指摘する文章を投稿した。

台湾メディアのEttodayは17日で、店舗周囲の駐車スペースについての考え方で、日本と台湾の飲食業者には雲泥の差があると指摘する、ネットインフルエンサーのCheapさんの指摘を紹介した。Cheapさんの本名は鄭才暐で、1987年生まれで台湾台北市出身。歴史やゲーム関連のユーチューブ(YouTube)などへの投稿で人気を博し、チャンネル登録者数は2024年7月現在で145万人を超えたという。

Cheapさんが注目したのは、最近になり台南市内で開業した回転寿司チェーンのスシローの店舗だ。同店舗は17年に閉店した、台湾の格安ステーキチェーン店の跡地に作られたという。スシロー店舗の敷地の使い方の大きな違いは、半分を駐車スペースにしたことで、以前にあったステーキ店は店舗建物が敷地のほぼすべてを使っていた。そのため自動車で来店した客は、店の前の路肩などに駐車していた。

Cheapさんはスシロー店舗の敷地内での駐車スペースの確保について「客に便利な駐車環境を提供し、周辺の交通の混乱を避けることを選択した」「歩道も作って、歩行者の安全を保障した。社会に対する真の責任感がある」と高く評価した。

Cheapさんはさらに、格安ステーキ店も回転寿司も、主な客はファミリー層と指摘。「駐車の便利さは往々にして家族客がレストランを選ぶ重要な要素の一つだ」と強調した上で、「台湾の多くの飲食業者は、このことを見落としている。多くの客を店に流し入れることだけを考えて、周辺に交通問題を起こしている。多くのコストを外部に転嫁しているわけだが、スシローほどの成功を得られていない」と論じた。

Cheapさんは、スシロー店舗は敷地スペースの半分を犠牲にしているが、店内はいつも客で混雑していると紹介。台湾の飲食業者が見習うべき日本人業者の精神は「迷惑をかけない(不給別人添麻煩)」だと日本と中国語で併記した上で、台湾の飲食業者がこの精神を持てば「天にまで飛んでいくような成功をするかも」と評した。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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