ドイツで連続強姦事件、被害者は中国人で逮捕された容疑者も中国人―中国メディア

Record China    2024年11月17日(日) 23時0分

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在フランクフルト中国総領事館は15日、フランクフルト周辺で相次いで発生した中国人女性に対する連続強姦事件で、43歳の中国人容疑者が逮捕されたと発表した。

在フランクフルト中国総領事館は15日、フランクフルト周辺で相次いで発生した中国人女性に対する連続強姦事件で、43歳の中国人容疑者が逮捕されたと発表した。中国メディアの観察者などが、同件の状況を紹介した。

これまでの報道によると、フランクフルトとその周辺では今年初めから4件の中国人女性が被害者の婦女暴行事件が発生した。犯人は中国人がよく利用するSNSを利用して、賃貸物件を求めてる投稿に対して、自らを女性と偽って連絡し、相手を信用させた上で物件の内覧を口実に相手を誘い出していた。

事件が発生した場所は、フランクフルト、ゲッティンゲン、マンハイム周辺で、被害者の年齢は19-33歳だった。今年1月から中国人女性4人が警察に被害を届け出ていた。容疑者は女性を住宅物件に誘い出してから、薬物を使って被害者を気を失わせてから犯行に及んだとする報道もある。一部被害者は数時間も昏睡状態が続いたという。

ドイツ警察は9月、ネットを通じて中国語と英語で中国系女性に注意を喚起した。10月には在中国ドイツ大使館も注意喚起を発表した。


ヘッセン州刑事局は11月14日午後、中国側の協力も得て独連邦刑事総局、フランクフルト市警察署などと共同で、ヘッセン州グロース=ゲーラウ市内で43歳の中国籍容疑者1一人を逮捕した。地元メディアは逮捕までの過程について、警察は電波信号の測位とSNSのアカウントの分析により、容疑者の身元を特定したと報じた。

容疑者は逮捕された時に、職場である自動車会社で勤務中だった。警察は捜査を通じて犯行現場の痕跡と一致する証拠を発見し、DNA鑑定の結果なども有力な証拠になったという。

中国のSNSでは容疑者の身分について、ハルビン工業大学を卒業後に有名自動車に就職して管理職になり、さらにドイツのテュービンゲン大学で情報技術を専攻して修士学位を取得したとの書き込みがある。逮捕された時点では、ドイツ地元の自動車会社のIT部門の責任者だったという。また、撮影やコスプレの愛好者だったとの情報も寄せられた。ただしこれらはSNSに投稿された情報なので、真偽は不明だ。

ドイツ警察は容疑者逮捕後に、ただちに在フランクフルト中国総領事館に状況を通報し、さらに中国側が事件の速やかな解決のために提供した専門的で重要な協力を高く評価し、謝意を示した。

ドイツのある上級検察官は、有罪が確定すれば、複数の犯行を行った容疑者は少なくとも3年の禁固の判決を言い渡されることになると説明した。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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