卓球、ロス五輪に向けて若手が続々台頭―中国メディア

Record China    2024年11月17日(日) 12時0分

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15日、千龍網は、世界の卓球界が2028年のロス五輪に向けた準備期間に入る中で、各国から新たな戦力が続々と台頭し始めていると報じた。写真は林詩棟。

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2024年11月15日、千龍網は、世界の卓球界が2028年のロス五輪に向けた準備期間に入る中で、各国から新たな戦力が続々と台頭し始めていると報じた。

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記事はまず、突出した存在として中国の林詩棟(リン・シードン)を紹介。19歳の林は先日のWTTチャンピオンズフランクフルト男子シングルスで優勝し、中国スマッシュ、チャンピオンズマカオ、コンテンダーマスカット、コンテンダーアルマトイに続いて今季のWTTシリーズ大会5勝目を挙げたと伝えるとともに、最新の世界ランキングでも6270ポイントを積み重ねて2位となり、1位の王楚欽(ワン・チューチン)との差を縮め続けているとした。

また、林とユース時代から混合ダブルスでコンビを組む20歳の蒯曼(クアイ・マン)も中国勢の中で注目株の一人だと指摘。今年は中国スマッシュを含む複数のWTT大会の混合ダブルスで優勝しており、大きな大会での経験を積むことで2人のコンビネーションがますます高まっているとしたほか、蒯はシングルでも大きく進歩しており、先日のコンテンダーマスカットで優勝したことを伝えている。

蒯曼

さらに、中国以外ではフランスの18歳フェリックス・ルブランが最も注目を浴びているとし、最新世界ランキングでは自己最高位の4位に上昇したと紹介。21歳の兄と切磋琢磨してパリ五輪ではともに男子団体で銅メダルを獲得し、同大会男子シングルスでも銅メダルに輝いたとした。パリ五輪後でも好調をキープしており、10月末に自国で行われたチャンピオンズモンペリエ男子シングルスで張本智和との決勝を制して優勝したと伝え、「変幻自在なスタイルと速い攻撃に相手はしばしば翻弄される」と表した。

フェリックス・ルブラン

記事は、海外勢で注目の女子選手として日本の張本美和をピックアップ。16歳で現在世界ランク6位の張本はパリ五輪前から頭角を表すとともに大きな潜在力を秘めており、女子団体銀メダルを獲得したパリ五輪を経てますます勢いを増していると伝えた。また同じく日本勢で最新世界ランク8位の20歳、大藤沙月にも注目し、チャンピオンズモントリオールの女子シングルス決勝では張本を破って優勝して脚光を浴びたと紹介。コンテンダーやフィーダーの大会で優勝を重ねており、今月20日から福岡で開かれるWTTファイナルズ女子シングルスへの出場が決定したことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

張本美和

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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