韓国で「中国でゴルフ」が流行、ノービザ入国解禁で急増―韓国メディア

Record Korea    2024年11月17日(日) 9時0分

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15日、環球時報は、韓国が中国によるノービザ入国許可対象範囲となったことで、中国を訪れゴルフを楽しむ韓国人が増えていると報じた。写真は広東省深セン市のゴルフ場。

2024年11月15日、環球時報は、韓国が中国によるノービザ入国許可対象範囲となったことで、中国を訪れゴルフを楽しむ韓国人が増えていると報じた。

記事は、韓国メディアの14日付報道として、韓国人による海外でのゴルフ旅行予約数が急増する中で、中国行きが最も大きく成長していると紹介。韓国の旅行会社ハナツアーが発表した今年10〜11月の海外ゴルフ旅行予約数が前年同期比32.7%増となり、12月〜来年2月の冬季の予約量も増加傾向を維持することが見込まれると伝えた。また、9月から11月12日までの目的地別の予約比率では、タイが29.5%で最も多く、前年同期比で倍増の中国が18%で2位に入ったとし、大きな要因として中国が韓国人向けのノービザ入国政策を発表したことがあると紹介した。

さらに、中国国内のゴルフ旅行目的地では、かねてよりゴルフの聖地とされてきた海南省に加えて、広州アモイ、福州、深センなども人気を集めており、予約者は有名なゴルフ場でのプレーとともに現地のグルメや美景も堪能していると説明。韓国の旅行会社関係者が「温暖な気候、短い飛行時間、リーズナブルなゴルフ場費用が、今冬の中国ゴルフ観光の大きな魅力になっている」との見方を示したことを伝えた。

記事は、韓国ではここ数年ゴルフが人気を集めており、文化・スポーツ・観光部が4月に実施した国民から喜ばれているスポーツでゴルフがサッカーに次いで2位になったと紹介。大韓ゴルフ協会が昨年実施した調査では、ゴルフをプレーした経験のある人が624万7000人で成人人口の16.9%を占め、2007年の9.6%から大きく上昇したことを伝えた。一方で、韓国国内ではゴルフのプレーにかかる費用が高額になることから一部の愛好者が海外旅行を兼ねてゴルフをプレーすることに関心を寄せているとした。

また、中国によるノービザ入国政策が韓国の観光業を大いに活性化する可能性を秘めているとし、韓国旅行業界関係者が「もともと中国旅行の主力だった中高年層に加えて、1980年代から21世紀に生まれたMZ世代の新たなニーズも掘り起こす」との見方を示したことを伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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