河北省と北京市結ぶ「緑皮車」が運行再開、安価な移動手段の選択肢―中国

人民網日本語版    2024年11月14日(木) 21時30分

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河北省と北京市結ぶ「緑皮車」が運行を再開した。

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北京市豊台と河北省張家口市沙城を結ぶ豊沙鉄道で、10日に旅客列車の運行が再開された。河北青年報が伝えた。

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運行再開後初の旅客列車はZ352号で、包頭駅を出発し、張家口や北京豊台などの駅を経て青島北駅に至る。張家口から北京までの運賃は28.5元(約600円)からで、所要時間は3時間余り。

豊沙鉄道に戻って来た緑皮車、リーズナブルな運賃

Z352号は「緑皮車」と呼ばれる従来型の普通列車。出稼ぎのために張家口から北京までZ352号に乗車した鍾さんは、「張家口から北京までの運賃は、高速列車なら72元だが、この緑皮車なら28.5元と、かなりリーズナブルだ。この列車は運賃が安い。普段は特に急がないので、少し時間がかかっても問題ない」と話す。ネットユーザーからも「よかったよかった!ようやく運行が再開された!」と喜びのコメントが寄せられている。


今回、豊沙鉄道で普通旅客列車の運行が再開されたことで、北京と張家口沿線の住民にとってより経済的な交通手段が増えた。また、北京と張家口方面の鉄道輸送力が高まり、一部の移動ニーズに対応し、高速鉄道の輸送負担緩和の一助となる。特に連休などの移動ピーク期に、より多くの移動手段の選択肢を乗客に提供できるようになった。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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