中国COMAC、小型機「ARJ21」に「C909」の名称を追加

CRI online    2024年11月13日(水) 17時20分

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中国商用飛機はリージョナルジェット機「ARJ21」に「C909」の名称を加え、COMAC製造の航空機の製品名称を「商飛+型番」に統一すると発表しました。写真はC909。

中国南部の広東省珠海市で12日に開幕した中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)で、中国の国有旅客機メーカー、中国商用飛機(COMAC、中国商飛とも略される)は製品発表会をおこない、リージョナルジェット機「ARJ21」に「C909」の名称を加え、COMAC製造の航空機の製品名称を「商飛+型番」に統一すると発表しました。これにより、COMACの商用航空機3種類の製品名はそれぞれ「商飛C909」、「商飛C919」、「商飛C929」となりました。

C909は2016年に市場に投入されて以来、累計150機が納入され、延べ1700万人以上の乗客を安全に輸送しました。C909の性能や乗組員の操作体験、キャビンの快適性を向上させるために、COMACは製品の改善を継続的に推進しています。現在、C909は78席の2室、90席のオールエコノミークラス、95または97席の高密度エコノミークラスなど、さまざまな客室レイアウトを実現することができます。短くて狭い滑走路、厳寒や高温などの気候条件、高原などの空港での離着陸性能と横風抵抗力が良好で、中国の国境地域および東南アジア、アフリカなどの海外地域の運航環境に対して比較的強い適応性を持っています。

C909は地方空港またはサブハブ空港に依拠して航路ネットワークを構築し、ハブ空港に輸送力の補充を提供するのに適している機種です。これと同時に、C909は最大配合比率50%の持続可能な航空燃料「SAF」を使って商業飛行をおこなうことができ、顧客の多様な使用ニーズに対応しています。(提供/CRI

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