日本のマンション大規模修繕工事の徹底ぶりに中国ネット羨望=「泣いた」「日本との差は1世紀」

Record China    2024年11月13日(水) 22時0分

拡大

日本のマンションの大規模修繕工事の様子に中国のネットユーザーが羨望の声を上げている。写真は微博より。

(1 / 2 枚)

日本のマンションの大規模修繕工事の様子に中国のネットユーザーが羨望の声を上げている。

その他の写真

中国のSNS・微博(ウェイボー)で75万超のフォロワーを持つ在日中国人ブロガーは11日、自身が住むマンションで大規模修繕工事が始まったことを報告した。「中国とは全く異なるので写真を撮ってみんなに共有する」とし、日本の多くのマンションでは一定期間ごとに外壁や共有スペース、ベランダなどを徹底的に修繕すると説明。「だから日本では古い建物もきれいに見える」とした。

その上で、自身が住むマンションは「ごく普通の中級程度」であるものの、修繕に当たっては作業員が建物中のすべてのタイルをハンマーで打診検査を行い、外壁塗装も1センチずつ細かく検査したりするとし、その徹底ぶりは「非常に恐ろしいと言える」と述べた。

このほかにも、屋上やベランダの防水、ドアや窓の密閉性、部屋の断熱性の確認、エレベーターや配管の点検・交換、階段や廊下、防火扉の修繕なども行われると説明し、実際に足場が組まれたり、シートが敷かれたり、養生されたりしている写真を複数枚アップした。


同ブロガーは「日本のマンションでは毎月いくらかの修繕積立金を支払わなければならないが、マンションの状態を維持し、居住の質を高めたり、市場価値を高めたりできることがメリット」とし、「不動産は多くの人にとって大きな投資でもある。その意味で、(日本のような修繕システムは)非常に合理的かもしれない」とつづった。

この投稿に中国のネットユーザーからは「うわっ、いいなあ!!」「めちゃくちゃ細かいね」「心からうらやましい」「すごくしっかりやってる」「これこそ(修繕費を)支払う価値があるというもの」「責任感があり細やかな仕事だ。うらやましい」「また、隣の芝生は青く見えた」「うらやましくて泣いた。(中国)国内ではちょっと古い建物でも爆撃を受けたかのような姿だ」「(日本の)こういう細かい部分には毎回、衝撃を受ける」「外観はともかく中身は日本と1世紀は差がある」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携