Record China 2024年11月10日(日) 21時0分
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7日、台湾メディア・中時新聞網は「野球でどうして日本にかなわないのか」と題し、インフルエンサーがその理由について論じた内容を紹介した。
2024年11月7日、台湾メディア・中時新聞網は「野球でどうして日本にかなわないのか」と題し、インフルエンサーがその理由について論じた内容を紹介する記事を掲載した。
記事は、野球が台湾にとって世界の強豪と称される数少ないスポーツ競技であるものの、ここ数年は競争力が徐々に低下していると指摘した上で、100万人のフォロワーを持つインフルエンサーのCheapさんがフェイスブックで台湾の学校における「2大陋習」によって野球をする人が減っていると論じたことを伝えた。
Cheapさんによると、台湾の学校では危険を避けるために子どもに野球を禁止しているという。また、学校だけでなく公園でも野球をしてはいけないことから、河川敷などに行かないと野球ができないという。Cheapさんは「片や日本では背の高い防護フェンスを設けたり、軟式ボールを使ったりして野球を危険でないものに変えようと取り組んできた。こうして台湾では野球をする人が減り、センスのある選手を見つけ出すことが難しくなってしまった」と論じた。
また、台湾の学校が校庭をウレタン舗装してトラック化したがる傾向にあることも要因の一つとして指摘。校庭の舗装は子どもの運動種目を大きく制限するものであるとし、「片や日本の校庭は空き地のようであり、野球にもサッカーにも、そしてドッジボールにも適している」との見解を示した。
記事は、Cheapさんの指摘に対し、他のネットユーザーから「体育の授業が数学の授業に置き換えられている」「小さいころ、体育がみんな国語や算数の補習にあてられた」「校庭のウレタン舗装化が進んだからくりは、わかる人にはわかる」「台湾にはバスケットボール場が多くて日本人もうらやましがっているけど、不思議なことにバスケの実力は日本に遠く及ばない」「野球場はバスケコートと大きさが比べ物にならないからな」といった感想が寄せられる一方で、「野球ができるスペースを確保できる学校はそもそも多くない」「ウレタン舗装されたトラックの方が安全だと思う」という意見も見られたと伝えた。(編集・翻訳/川尻)
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