中国の気候変動対応で新たな進展、砂漠化面積が減少

CRI online    2024年11月6日(水) 19時20分

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「中国の気候変動対応の政策と行動2024年年次報告」は、中国は気候変動に積極的に対応する国家戦略を実施し、新たな進展を収めたと指摘しています。

中国生態環境部は6日午前、定例記者会見を開き、「中国の気候変動対応の政策と行動2024年年次報告」を発表しました。「報告」は中国が継続的かつ強力に推進している炭素排出削減の効果を紹介しています。

「報告」によれば、中国は気候変動に積極的に対応する国家戦略を実施し、新たな進展を収めたと指摘しています。

エネルギー消費構造では、低炭素化が一層進んでいます。中国は2023年の時点で、全体のエネルギー消費に占める非化石エネルギーの消費割合が前年より0.3ポイント上昇し、中国全国の発電容量全体に占める再生可能エネルギーの発電設備容量が50%を越えて、15億キロワットを超えた一方、石炭による火力発電の設備容量は初めて全体の40%以下となりました。

中国は大規模な国土緑化行動を継続的に行っており、全世界でこの20年間に新たに増加した緑化面積の4分の1に貢献しています。中国の森林カバー率は24.02%に達し、砂漠や砂漠化した土地の面積はいずれも減少し続けており、2030年までに土地の劣化面積をゼロにするという目標を繰り上げて達成しました。中国のマングローブ林の面積は2023年には3万300ヘクタールまで増加し、世界でも数少ない、マングローブ林面積が増加した国の一つとなっています。

汚染と炭素排出削減については、2013年から2023年までの10年間で、中国の二酸化硫黄排出量は85%減少し、窒素酸化物の排出量は60%減少しました。また炭素の排出強度は34%以上減少しています。(提供/CRI

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