CRI online 2024年11月6日(水) 16時50分
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花王(中国)投資有限公司の竹安将董事長に、輸入博への思いや中国市場の変化、今後の展望についてお話を伺いました。
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上海市内で5日から10日まで、第7回中国国際輸入博覧会(輸入博)が開催されます。今回の博覧会には150以上の国と地域から国際組織や3400社以上の企業が参加。日本企業の多くは第1回輸入博から7回連続で出展しています。そのうちの1社である花王(中国)投資有限公司の竹安将董事長に、輸入博への思いや中国市場の変化、今後の展望についてお話を伺いました。
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中国に赴任してから約2年、昨年も輸入博に参加した竹安董事長は、「輸入博は双方向のコミュニケーションの場」と高く評価しています。そして、「世界中の超一流メーカーが技術や商品を展示しているが、単なる一方通行の展示ではなく、来場者との対話を通じて互いのビジョンを共有している。新たなビジネスが生まれる場と実感した」と語っています。昨年の博覧会でも、空き時間を積極的に活用して他の出展企業の関係者との交流を深め、そこから新たなビジネスの話が始まるなど、輸入博の双方向性の魅力を強く感じたとのことです。
竹安董事長は、「昨年、花王のブースには政府関係者や業界関係者、メディア関係者も多く訪れ、同社の企業理念や技術に対する理解を深めてもらうことができた。花王もまた多くを学び、それを製品開発に生かすことができた」と語り、「花王が中国という国や中国の人々にとって欠かせない企業になること」を目指し、今後もこうした場を積極的に活用していきたいと意欲を示しました。
中国の市場環境について竹安董事長は、「変化のスピードが非常に速い」と語ります。赴任からの約2年の中国生活の中で、中国市場のダイナミックな変化と消費者ニーズの多様化に対応するためにはスピード感が非常に重要であると実感したそうです。そのスピードに対応するため、花王は中国国内に研究拠点や生産拠点を設け、現地の声を積極的に取り入れ、「中国で開発」「中国で生産」「中国市場に迅速に届ける」体制を整えました。「中国の消費者の期待に応えること」を最優先課題として、ニーズに応える商品を提供するための努力を続ける。それが花王の中国戦略となっています。
花王の輸入博への出展は、今年で7年連続となりました。中国は花王グループにとって「最大かつ最も重要な市場」となっています。竹安董事長は「輸入博は中国の消費者と直接つながり、商品や技術の魅力を伝える重要な機会であり、今後も積極的に関わっていく」と力強く語りました。(提供/CRI)
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