深センのスタートアップ企業が1億ドルの資金調達、自動運転でテスラ超えへ―香港メディア

Record China    2024年11月5日(火) 12時0分

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4日、香港メディア・香港01は、広東省深セン市の自動運転関連スタートアップ企業が1億ドル(約152億円)の資金を集めて米電気自動車(EV)大手テスラを追い抜く計画を立てていると報じた。

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2024年11月4日、香港メディア・香港01は、広東省深セン市の自動運転関連スタートアップ企業が1億ドル(約152億円)の資金を集めて米電気自動車(EV)大手テスラを追い抜く計画を立てていると報じた。

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記事は、同市の自動運転ソリューションスタートアップ企業、元戎啓行が1億ドルの資金を集め、中国で自社の自動運転補助システムを大いに普及させてテスラを追い抜く計画を立てていると紹介。同社の周光(ジョウ・グアン)CEOが英ロイターの取材を受けた際、現時点ですでに自動車2万台に自社の自動運転補助システムを実装しており、来年末には20万台に達する見込みだと述べたことを伝えた。


また、同社が開発した自動運転補助システムは、テスラの完全自動運転(FSD)システムに類似したものと説明した上で、テスラのイーロン・マスクCEOが中国でFSDシステムをリリースする計画を打ち出しており、今後数か月以内に実装が始まる見込みであることに言及。業界関係者からは「他の業界ライバルは生き残りのために発展を加速させる必要に迫られることになる」との見方が出ていることを紹介した。

記事は、周氏が「テスラは自動運転技術分野の先駆者である」としつつ、「中国の交通状況は複雑で、車道を歩行者が通行することもあるし、100万台単位の電動バイクが道路を縫うように走行して荷物を送り届けている」と述べ、中国市場に適応するには時間が必要だと指摘したことを伝えている。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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