世界初の「空飛ぶクルマ」工場が広州で着工、年間生産能力1万台―中国

CRI online    2024年11月3日(日) 7時0分

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広東省広州市開発区で広東匯天航空航天科技の空飛ぶクルマスマート製造基地が着工しました。

中国南部の広東省広州市開発区で27日、広東匯天航空航天科技(小鵬匯天)の空飛ぶクルマスマート製造基地が着工しました。世界初の現代化流れ作業ラインを利用した大規模量産を行う空飛ぶクルマの工場で、分割型空飛ぶクルマ「陸地航母」の飛行ユニットの生産に使用され、年間生産能力は1万台の見込みです。

「陸地航母」は、新エネルギー車(地上走行ユニット)と飛行ユニットの二部構成で、飛行ユニットは車両の後部に「回収」でき、充電による航続距離の延長も可能です。

地上走行ユニットは6輪駆動の乗用車で、後輪操舵機能を備え、4~5人が乗車でき、高い積載能力と優れたオフロード能力を備えます。

飛行ユニットは有人航空機で、垂直離着陸や低空飛行が可能な6軸6プロペラ構造を採用し、270度のパノラマビューが楽しめる2人用のコックピットを搭載しています。

小鵬匯天の「陸地航母」は9月に広州市開発区で初公開され、世界初の飛行機を収納できる車となりました。飛行ユニットは先ごろ、初の有人試験飛行を成功させました。11月に広東省珠海市で開催される中国国際航空宇宙博覧会(珠海航空ショー)で初の公開飛行を行う予定です。この空飛ぶクルマは2024年末に予約販売を開始する計画です。(提供/CRI

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