中国交通運輸部は31日、記者会見を開き、劉鵬飛報道官が一流の港湾インフラ建設の加速と自動化埠頭（ふとう）の建設改造に関する中国の最新の進展を紹介しました。

一流の港湾インフラ建設に関しては、目下環渤海湾、長江デルタ、粵港澳大湾区（広東・香港・マカオグレーターベイエリア）など世界レベルの港湾群が形成されており、港湾インフラ設備の規模は長年世界一を維持しています。2023年末時点で、中国の1万トン級以上のバースは2878カ所で、10年前の1．4倍に達しました。

自動化埠頭の建設改造に関しては、応用規模、技術レベル、積み卸し効率が全体的に世界トップレベルに位置しています。中国には目下、自動化コンテナとドライバルク貨物埠頭が49カ所建設され、建設中は44カ所で、双方合わせた規模は世界一となっています。コンテナ埠頭に関しては、中国は自動化埠頭の設計建造、設備製造、システムインテグレーション、運営管理チェーンすべての基幹技術を掌握し、一部の技術分野で部分的リードを実現しました。上海港、青島港などは埠頭生産管理オペレーティングシステムの自主制御を実現し、生産効率でブレークスルーを遂げました。ドライバルク貨物埠頭に関しては、国内の各主要港は埠頭での作業段階で基本的に自動化を実現し、人員作業の安全リスクを低減し、安全レベルと生産効率を向上させました。（提供/CRI）