中国の俳優ゴン・ジュン（龔俊）が主演を務めるドラマ「暗河伝」が約3カ月半にわたる撮影を経て10月30日にクランクアップしたと報じられた。

ドラマは昨年配信の人気ドラマでアニメ化もされた人気小説の実写版「少年歌行～Beginning of the Legend～」のスピンオフ作品で、6月にクランクインしていた。ゴン・ジュンが演じるのは刺客組織「暗河」のトップアサシン「蘇暮雨」。クールな魅力が際立つ古装姿は撮影初日から中国のSNS・微博（ウェイボー）などに連日投稿され、注目の的となっていた。

制作陣全体のクランクアップ報告は30日に行われたが、トップの人気を誇るゴン・ジュンにだけファンから特別で豪華なセレモニーが用意されたもよう。夜には溶かした鉄が花のように舞い落ちる無形文化遺産の「打鉄花」とドローンによる演出、昼間は花とバルーンで飾られた応援ウォール、等身大パネル、応援旗などで彩られた現場でゴン・ジュンがあいさつしたり、気さくに撮影に応じたりと、ファンサービスを振る舞った。

同じ日にはさまざまな編集映像も登場し、オンラインでも大いに盛り上がり、ファンから「お疲れさま」「暗河の刺客、蘇暮雨に早く会いたい」「ドラマの配信が待ち切れない」「撮影初日から見守ってきたドラマ。ヒット間違いなし」などの書き込みが殺到した。（翻訳・編集/RR）