人民網日本語版 2024年10月30日(水) 21時30分
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中国で12歳の男の子が描いた長さ6メートルの恐竜版「清明上河図」の絵巻物が話題を集めている。
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浙江省寧波市に住む12歳の男の子・丁躍洋くんの「大作」である長さ6メートルの恐竜版「清明上河図」の絵巻物が最近、話題を集めている。
取材に訪れたところ、小学生の時に2カ月かけて描きあげたというその作品を、丁くんがうれしそうに見せてくれた。その作品には、トリケラトプスやディプロドクス、ティラノサウルスといったさまざまな種類の恐竜が描かれており、名画「清明上河図」に描かれている雲上人や兵士、商人などの服装や仕草をしていた。
丁くんの母親によると、「絵を描く日はすっかり没頭して、朝の9時から午後4時まで描いていた。恐竜のことになると、息子は気分が高揚して、目がキラキラ光り、話が止まらなくなる。絵を描くことを止められると、泣くこともあるほど」なのだという。
丁くんは恐竜に関する講座に参加するのも大好きで、恐竜の専門家である中国科学院の徐星(シュー・シン)院士の講座が寧波市で先ごろ開かれた際にもすぐに申し込み、自分の自慢の作品である恐竜版「清明上河図」を手に会場に行った。そしてそれを見た徐院士から作品を絶賛されたという。
徐院士は丁くんの恐竜版「清明上河図」に「科学とアート、名案と妙案」という称賛の言葉を書いてくれたといい、丁くんとってとても励みになったようだ。
丁くんの母親は、「息子は小さい頃から恐竜に夢中で、家には恐竜に関係するものがたくさんある。恐竜版『清明上河図』のほか、息子の作品には恐竜版『モナリザ』などもある」とした。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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