「慰安婦調査の取材内容を故意に歪曲した」、韓国教授が日本の週刊誌を提訴へ―韓国メディア

Record China    2014年9月16日(火) 11時53分

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15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の安秉直ソウル大学名誉教授は旧日本軍の慰安婦問題について、日本の週刊誌に掲載されたインタビュー記事が歪曲されたものだとして、提訴する意向を示した。写真は日本大使館前の慰安婦像。

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2014年9月15日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の安秉直(アン・ビョンジク)ソウル大学名誉教授は旧日本軍の慰安婦問題について、日本の週刊誌に掲載されたインタビュー記事が歪曲されたものだとして、提訴する意向を示した。中国網が伝えた。

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「週刊文春」の4月10日号に掲載されたジャーナリストの大高未貴氏の安教授へのインタビュー記事で、安氏が「当時の調査方法に誤りがあった」「事実上の失敗」と述べたと伝えられた。安教授はこれについて、「大高氏が慰安婦問題の研究のために話を聞きたいと、たびたび要求してきた。私はずっと断っていたが、報道しないことを前提として1月にインタビューを受けた。報道されたことに驚いている」とした。

また、記事の内容について「慰安婦調査についての発言はまったくのねつ造。『当時の調査には多くの問題点があった』とは言ったが、『失敗だった』などとは言っていない。このほか、同氏の記事には取材内容を故意に歪曲した部分が複数カ所存在する」と述べ、韓国と日本で訴訟を起こす考えを示した。

安教授は1990年代に慰安婦問題の調査に関わった。教授の慰安婦問題に対する基本的な立場は、「慰安所は日本軍の後方施設の一つで、日本軍が慰安婦の徴集や慰安所の設置などを行っていた。慰安婦被害者の証言は依然として有効である」というものである。(翻訳・編集/TK)

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