台湾メディアの中央社や経済日報などによると、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造（TSMC）の魏哲家（シーシー・ウェイ）最高経営責任者（CEO）は26日、台湾北部の新竹県で開いた社内運動会で、5月31日までに入社した台湾の「副理級」以下の全社員に1人当たり2万台湾ドル（約9万5000円）の特別ボーナスを支給すると発表した。

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特別ボーナスを受け取る資格があるのは約6万人で、総額は約12億台湾ドルに上る。

社内運動会は1993年に始まった毎年恒例のイベント。

魏氏はボーナスを「ささやかなもの」と評したが、先端チッププロセス開発で同業他社をリードし利益が改善した昨年の特別ボーナス1万6000台湾ドルを上回った。（翻訳・編集/柳川）