【CRI時評】「グローバルサウス」の声をより大きく響かせる

CRI online    2024年10月27日(日) 22時30分

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「グローバルサウス」は今日の国際関係の流行語であり、新興市場国と発展途上国の集合体を指し、BRICS諸国はそのなかの第一陣だ。

「グローバルサウス」は今日の国際関係の流行語であり、新興市場国と発展途上国の集合体を指し、BRICS諸国はそのなかの第一陣だ。中国の習近平国家主席は24日、「BRICSプラス」指導者対話会議で重要な演説を行い、(1)平和を守り、共同安全を実現する/(2)発展を盛り返して普遍的な繁栄を実現する/(3)文明を共に興し、多元的調和を実現するという3つの主張を述べるとともに、グローバル安全保障イニシアチブ、グローバル発展イニシアチブ、グローバル文明イニシアチブの実施状況を紹介し、中国が「グローバルサウス」の発展促進のために取るべき一連の措置を発表し、国際社会で話題になった。

現在、ウクライナ危機とガザ紛争が長引き、世界的な保護主義が台頭し、南北の格差が絶えず拡大し、世界経済の回復は力強さを欠いている。「グローバルサウス」振興の道は平坦ではない。こうしたなか、BRICSメカニズムが「グローバルサウス」協力をリードすることは、現実的ニーズにマッチし、共通の期待にも適っている。

現在、「グローバルサウス」が世界経済に占める割合は40%を超え、そのうち「BRICSファミリー」の経済規模は世界経済規模の約30%を占め、「グローバルサウス」の経済協力を持続的に促進している。中国とブラジルは関係する「グローバルサウス」諸国と共同でウクライナ危機の「平和の友」グループを発起し、アフリカ疾病予防管理センター(アフリカCDC)、セネガルのフンジュン大橋、ケニア空港高速道路、モンバサ・ナイロビ鉄道など多くのプロジェクトが竣工し引き渡され、「BRICS文明対話」シリーズ活動は文化交流・協力推進のための広々としたプラットフォームを提供した。

世界最大の発展途上国である中国は、終始「グローバルサウス」の確固たる一員であり、「グローバルサウス」の共同発展を後押しするとともに、人類共通の課題に対応するための新たな構想を提供し、新たな力をもたらしている。グローバル発展イニシアチブが打ち出されてから、3年間ですでに200億ドル近くの開発資金を動員し、1100以上のプロジェクトを展開し、80以上の国が参加している。

BRICSメカニズムは「グローバルサウス」を共同で現代化をリードし、現代化の成果がすべての国、すべての人に恩恵をもたらし、人類運命共同体の構築を推進する能力がある--これは中国の努力の方向であり、「グローバルサウス」の団結と協力の目標でもある。(提供/CRI

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