高速鉄道車内で居眠りの女性、乗り過ごしそうになり「緊急ブレーキ」押す―中国

Record China    2024年10月23日(水) 17時0分

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中国の高速鉄道で寝過ごした女性が降車が間に合わず、車内の「緊急ブレーキボタン」を押す騒動があった。

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中国の高速鉄道で寝過ごした女性が降車が間に合わず、車内の「緊急ブレーキボタン」を押す騒動があった。中国メディアの上游新聞が伝えた。

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報道によると、今月21日午前8時55分ごろ、蘇州園区駅で列車がしばらく停止するトラブルがあった。女性客が車内の緊急ブレーキボタンを押したことが原因だった。

女性は上海駅から乗車し、席に座って居眠りをしていた。目を覚ますと列車が駅に止まっていたため慌てて荷物を持ってドアに向かった。しかし、そこが目的の蘇州園区駅かどうか分からなかったため、一度戻り、他の乗客に聞いて確認。再び降りようとドアに向かっている時に閉まりかけたため、女性は手当たり次第に近くの三つのボタンを押し、そのうちの一つが緊急ブレーキボタンだった。


女性は駆けつけた鉄道警察に連行され、その後、「公共交通機関の秩序を乱した」として、7日間の行政拘留処分が科された。

上海鉄道警察は「高速鉄道の緊急ブレーキボタンをみだりに押してはならない。走行の安全に影響を与えるだけでなく、相応の法的責任を負うこともある」と注意を促し、「仮に乗り過ごした場合は乗務員に知らせれば記録を取った後、次の駅で降りて無料で折り返しの列車に乗れるよう手配する」としている。

中国のネットユーザーからは「ビッグベビー(大人になっても精神年齢が赤ちゃんのような人)」「わがままの代償」「やりたい放題。こういう人は子どもの頃からルール意識なんてなかったんだろう」「バスに乗ってると思ったのか?」「(処罰は)良いことだ。甘やかしてはいけない」「罰が軽い」「拘留たった7日とは」「安全第一。みんなが公共のルールを守らないといけない」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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