「ダンダダン」は声優も豪華!幽霊や宇宙人が登場する学園ラブコメの見どころは?―台湾メディア

Record China    2024年10月22日(火) 0時0分

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18日、仏女性ファッション誌「Marie Claire」の台湾版は、「ダンダダン」の五つの見どころを紹介した。写真はダンダダン。

2024年10月18日、仏女性ファッション誌「Marie Claire」台湾版は、「ダンダダン」の五つの見どころを紹介した。

記事はまず、「『ダンダダン』は今年10月にNetflix(ネットフリックス)で毎週金曜日に配信開始され、わずか2話の放送で今季最も話題のアニメとなった。著名なゲームデザイナー・小島秀夫氏も同作品を大絶賛している。では、なぜ『ダンダダン』がこんなにも注目されているのだろうか?。最初に結論を述べると、もしあなたが保守的な性格で、ナンセンスな18禁ストーリーを受け入れられないなら、このアニメはあまりお薦めできない。でも、第1話を見て『このストーリーは一体何なんだ?』と興味を持ったなら、ぜひ続きを見てほしい。このアニメの世界観は驚くほど広がっていき、あなたを驚かせることだろう」と述べた。

その上で、一つ目の見どころを「豪華な声優陣」だとし、「『ダンダダン』の声優陣は、最近の日本アニメの中でも特に豪華なメンバーがそろっている。子役出身で『リコリス・リコイル』の井ノ上たきな(いのうえたきな)役の若山詩音が同作品のヒロイン・綾瀬桃(あやせもも)の声を担当。また、『鬼滅の刃』の竈門炭治郎(かまどたんじろう)役で有名な花江夏樹が主人公・高倉健(たかくらけん)の声を務めている。第1話と第2話は主にこの2人の視点で物語が進むが、第3話からは『声優界の女王』と呼ばれるもう1人の大物声優・水樹奈々が登場する。彼女が演じるのは、同作品の重要な役割を担う星子という綾瀬桃の祖母だ。原作漫画のファンの中には、このキャラクターが一番好きだという人も多い」と言及した。

2つ目の見どころに「原作者と制作チーム」を挙げ、「原作者の龍幸伸氏は以前、藤本タツキのアシスタントを務めたことがあり、その画力は非常に高いものだった。しかし、漫画家として成功するためには、画力だけでは十分ではない。龍氏は11年ごろよりいくつかの作品を手掛けたが、なかなかヒットに至らず、一度は漫画を描くのを諦めかけた。しかし、映画『貞子vs伽椰子』からインスピレーションを受け、21年に『ダンダダン』を創作すると、その奇抜なスタイルで『次にくるマンガ大賞2021』Webマンガ部門第2位に選ばれる。同作品は鳥山明氏の『ドラゴンボール』からも多くの影響を受けており、物語の世界観には都市伝説や怪談が多く組み込まれ、予測不能な奇妙な展開が魅力となっている。また、龍氏はアニメ化に当たって、すべてをアニメ制作会社・サイエンスSARUの制作チームに任せた。シリーズ構成と脚本は『亜人』、『進撃の巨人』および『呪術廻戦』を手掛けた瀬古浩司氏が担当。原作漫画に比べて、アニメ版ではさらに大胆なストーリー展開や映像表現がされている」と評した。

三つ目の見どころは「1990年代の流行要素」だとし、「『ダンダダン』の第1話には、90年代に青春を過ごした人にとって懐かしい要素が詰まっている。物語の冒頭、綾瀬桃は日本の俳優・高倉健に似た彼氏に振られてしまう。彼女は高倉健のようなタイプの男性が好きだが、オタクのような見た目の主人公から名前が高倉健だと言われ、腹を立てて彼に『オカルン』という新しいあだ名をつける。また、第1話は学園を舞台にしており、女子学生がルーズソックスを履いていたり、渋谷の商業施設・109のギャル風のファッションをしていたりと、90年代の流行文化が色濃く反映されている。さらに、高倉健(オカルン)がトンネル内で歌ったのは92年に観月ありさが歌った『TOO SHY SHY BOY!』だった。この曲は小室哲哉がプロデュースしたものだ」と説明した。

四つ目の見どころは「実在の都市伝説」だとし、「『ダンダダン』に登場する幽霊や宇宙人は、完全なフィクションではなく、実在する都市伝説が元になっている。第1話で高倉健(オカルン)に憑依するターボババアは、日本の都市伝説に登場する妖怪で、高速道路やトンネルに老婆の姿で現れ、非常に速いスピードで走る。伝説によると、最高時速は140キロに達するそうだ。第2話に登場する相撲取りのような姿をした宇宙人・フラットウッズ・モンスターは、52年に米国のウェストヴァージニア州で目撃された未確認生物がモデルとなっている」と紹介した。

そして五つ目の見どころは「奇想天外なストーリー展開」だとし、「『ダンダダン』には、幽霊対宇宙人の戦いや、超能力や呪術を使った戦いが描かれており、バトルアクションが好きなアニメファンにとっては必見の物語。アニメのカット割りも非常に優れている。ただ、もし 『ダンダダン』が幽霊や宇宙人とのバトルアクション物語だけだと思ったら、それは間違いだ。このアニメの本質は、オタクが学園の女神に恋するストーリーをコメディータッチで描いた学園ラブコメディーのため、恋愛の物語が好きな人でも楽しめる内容となっている」と勧めた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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