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訪日韓国人観光客数1000万人の見通し、訪韓日本人観光客数は?=韓国ネット「理由を分析するべき」

Record Korea    2024年10月19日(土) 19時0分

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17日、韓国・世界日報は「訪日韓国人観光客の数が1000万人に達する一方、訪韓日本人観光客の数は300万人にも満たないと予想され、両国の旅行志向に違いがみられた」と伝えた。写真は韓国。

2024年10月17日、韓国・世界日報は「訪日韓国人観光客の数が1000万人に達する一方、訪韓日本人観光客の数は300万人にも満たないと予想され、両国の旅行志向に違いがみられた」と伝えた。

記事によると、1~8月の訪日韓国人観光客数は581万1911人を記録。この流れが続けば、年末までに約1000万人の観光客が日本を訪れる見込みとなっている。訪日韓国人観光客の数は、コロナ禍の20年に48万7939人、21年に1万8947人を記録した後、22年は101万2751人、23年は695万8494人に回復し、今年はさらに大幅に増えている。コロナ禍前の19年(558万4597人)と比べても2倍以上増加しているという。

キム・ナムジョ漢陽大学観光学部教授は「全般的に円安現象が長期化していることが最大の理由」「日本の代替旅行地とされていた韓国の済州島がぼったくり騒動などでイメージが悪化し、観光客が大幅に減少したことも要因の1つ」などと説明した。

訪日観光客の増加を受け、韓国国内の主要航空会社は日本の小都市まで続々と路線を拡大させているという。

一方、相対的に日本人は韓国訪問に消極的な態度を見せている。今年は8月までの訪韓日本人観光客数が199万8417人で、この流れが続くと年末までに300万人にも満たないとみられている。昨年(231万6429人)よりは増加するとみられているが、いまだコロナ禍前の19年(327万1706人)の水準には回復していない状態だという。

キム教授は「日本人観光客は自国旅行を好む傾向が長い間続いてきた。K‐POPや韓国料理を目的に韓国を訪れてきた観光客がコロナ禍前より振るわないのは内需の影響」と分析した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国人も国内旅行をしないのだから日本人が韓国に来ないのは当然」「正直、自分が外国人なら観光で韓国は選ばない」「こっちはしているのになぜそっちはしない、と言うのはおかしい。日本人が来ないならなぜ来ないのか、韓国人がたくさん行くならなぜ行くのか、について考え、分析するべきでは」「日本人が300万人も韓国を訪れたというのはすごいこと。日本はパスポート保有率が低く、さらに円安の影響でそもそも海外に行かない流れだから」「韓国人にはなぜか『海外に行ったことがない=他人より劣る』と考える変なプライドがあるよね」「円安効果が大きい。それに日本はぼったくりもないしね」「安いから行く、高いから行かないだけ」など、さまざまな声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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