CRI online 2024年10月15日(火) 13時50分
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中国外交部の報道官は米国に全世界範囲でのサイバー攻撃を直ちにやめるよう呼び掛けました。
中国外交部の毛寧報道官は14日の定例記者会見で、記者から「われわれは最近、中国国家コンピューターウイルス緊急対応センターなどの機関が発表した公開報告書の、米国が『ボルト・タイフーン』と呼ばれる組織を集中的にあおり立て、他国に罪を転嫁して自国のサイバー攻撃行為を隠蔽している記述に注目した。中国はこれをどのように論評するか」とする質問を受けました。
毛報道官は、「中国の関連機関はこれまでに発表した2つの報告書で、いわゆる『ボルト・タイフーン』が実際には国際的なランサムフェア組織であり、米情報機関やサイバーセキュリティ企業が米議会の予算交付金や政府契約を獲得するために共謀して虚偽情報を流布し、中国に罪を転嫁していることを明らかにした」と説明しました。
毛報道官は、「今回発表された報告書にはさらに衝撃的な事実を明らかにした。第1に、米国は先進的な技術手段を利用して、他国に偽装してサイバー攻撃を実施していることだ。第2に、米国は海底光ケーブルについての強みを利用して、世界を対象に大規模で系統的な監視を行い機密情報を盗んでいることだ。第3に、米国はドイツなどの同盟国に対してのサイバー兵器による機密情報を盗む行為をそもそも止めていないことだ」と述べました。
毛報道官はまた、「報告書で明らかにされた事実は、一体誰が世界のサイバー空間のセキュリティーにとって最大の脅威であるかを改めて示した。中国は米国のこのような無責任な行為を非難し、世界規模でのサイバー攻撃を直ちに停止し、サイバーセキュリティー問題を利用して中国を中傷し、面目を失わせることをやめるよう米国に督促する」と述べました。(提供/CRI)
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